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被写界深度

中級 アーティスト

レンダリングによって生成された非常にシャープな画像が、人工的に見えることがあります。被写界深度(DOF; Depth of field) エフェクトは、実際のカメラレンズが物体に焦点を合わせたときの動作をシミュレートするもので、背景や前景の物体がピンボケになります。

media/realworld_dof_agave_flowers.jpg

この効果を生み出すために、Stride はオリジナルの画像に異なる強度のぼかしを加えた複数のバージョンを作成し、それらを使って補間します。使用するバージョンの数が多ければ多いほど品質は向上しますが、パフォーマンスは低下します。

プロパティ

media/depth-of-field-2.png

プロパティ 説明
Size ボケの大きさを、画像幅のファクターで表したものです。解像度には依存しません。サイズが大きければ大きいほど、パフォーマンスは悪くなります。
DOF Areas 被写界深度を表す領域は、カメラからの距離によって 3 つのゾーンに分かれます。近い側のフォーカス外領域(X から Y まで)、フォーカス領域(Y から Z まで)、遠い側のフォーカス外領域(Z から W まで)です。
Technique このテクニックは、パフォーマンスとボケの形の両方に影響します。


Circular Gaussian は高速ですが、現実的ではありません。


media/depth-of-field-3.png


Hexagonal Triple Rhombi は、Gaussian よりも重いです。


media/depth-of-field-4.png


Hexagonal McIntosh が一番重いです。


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Auto Focus 有効にすると、画面中央の被写体にピントを合わせて、被写界深度の領域を自動的に更新します。

関連項目