プリプロセッサ変数
上級 プログラマー
複数のプラットフォームを対象とする開発を行っていると、プラットフォームごとにカスタム コードを作成することが必要な場合がよくあります。通常、そのための最善の方法は Platform.Type および GraphicsDevice.Platform を使用することです。もう 1 つの方法として、プリプロセッサ変数を使用することもできます。
Warning
可能な場合はプリプロセッサ変数を使わずに、Platform.Type および GraphicsDevice.Platform を使用することをお勧めします。これは、コンパイル時にターゲット プラットフォーム用のコードのみがチェックされ、コードのエラーが見落とされる可能性があるためです。
プラットフォーム
変数 | 値 |
---|---|
SILICONSTUDIO_PLATFORM_WINDOWS | Windows (標準および RT) |
SILICONSTUDIO_PLATFORM_WINDOWS_DESKTOP | Windows (非 RT) |
SILICONSTUDIO_PLATFORM_WINDOWS_RT | Windows RT |
SILICONSTUDIO_PLATFORM_WINDOWS_PHONE | Windows Phone |
SILICONSTUDIO_PLATFORM_MONO_MOBILE | Xamarin.iOS または Xamarin.Android |
SILICONSTUDIO_PLATFORM_ANDROID | Xamarin.Android |
SILICONSTUDIO_PLATFORM_IOS | Xamarin.iOS |
グラフィックス API
変数 | 値 |
---|---|
Stride_GRAPHICS_API_DIRECT3D | Direct3D 11 |
Stride_GRAPHICS_API_OPENGL | OpenGL (Core および ES) |
Stride_GRAPHICS_API_OPENGLCORE | OpenGL Core (Desktop) |
Stride_GRAPHICS_API_OPENGLES | OpenGL ES |
Stride_GRAPHICS_API_VULKAN | Vulkan |
例
#if SILICONSTUDIO_PLATFORM_WINDOWS
// Windows 固有のコードはここに記述する...
#elif SILICONSTUDIO_PLATFORM_MONO_MOBILE
// iOS および Android 固有のコードはここに記述する...
#else
// その他のプラットフォームのコードはここに記述する...
#endif